効果検証・測定

適切な診断と処方にもとづく効果測定

効果検証・効果測定とは、マーケティング活動のために投下した予算に対して得た効果（生活者の意識変容、行動変容、態度変容）を捉えることです。

市場や競合の動き、自社の強みなどを鑑みたうえで最適な目的と手法、リソースを決めるのがマーケティングコミュニケーションの基本だと考えると、効果検証・測定は施策を実施した後ではなく、検討するときから始まっていると言えるでしょう。

一見単純な作業にも思えますが、現場のマーケティング担当者さまからは「何を測定したらいいのかわからない」という声を多く聞きます。たとえばSNS運用の場合であれば、数値を測定してみたはいいものの、フォロワー数や投稿のリーチ数、いいね数と目的の達成具合の相関について不安に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そうした悩みの大半は、施策の目的や得たい効果が曖昧になり、KGIとKPIの構造を掴み切れていない部分に原因があります。

そこでトライバルメディアハウスでは、施策の目的から効果測定指標の選定、検証・測定実施までをサポートします。

トライバルメディアハウスにできること

売上や顧客獲得はさまざまな要因の重なりで成り立っているため、各マーケティング施策からの直接的な影響を測ることは困難です。そこで、目的に起因する指標をKGIに、KGIに影響を与える指標をKPIに設定して関係を明確にし、PDCAをまわすのが最適解となります。効果測定方法がわからない場合は、まず施策の目的、と得たい効果を明確にしましょう。

トライバルメディアハウスではKGI（重要目標評価指標）とKPI（重要業績評価指標）を分けて整理し、マーケティングコミュニケーションの施策を検討する際以下のポイントを意識して行います。

• 目的は何か（どの変容を起こすための施策か）を考え、KGIに設定する
• そのうえで、どの手法が最適なのかを決める
• KPIだけではなく、KGIも定期的に測定する

KPIはKGIを達成するための指標であるという構造を意識したうえで、両者の効果を測定します。

KGI調査

KGI調査では、フォロワー/非フォロワーに対しWebアンケートを行い比較対照することで、SNSアカウント運用がどのくらいKGIに寄与したのかを分析します。また、フォロワーの各種変容を促したコンテンツは何だったのか等運用の振り返りもご支援します。

フォロワー調査

フォロワー調査では、フォロワーに対するWebアンケートを実施し、フォロワーの特徴を調査・分析します。アカウントの現状を把握することで、今後の運用方針の見直しや、コンテンツ企画の示唆をご提案します。

ソーシャルリスニング

ご希望の調査対象について、SNS上でのクチコミ数や一緒に語られているワードが何かを調査します。SNS上のSOVがわかるだけでなく、「伝えたいことは伝わっているか」、「ユーザーの意識/行動が変容する要因は何か」を把握することで、SNS運用やデジタル施策の示唆を得ます。

アウトプット例