新ショールーム「Yamaha E-Ride Base」のコミュニケーション戦略、SNS、OOH施策を幅広く支援
ヤマハ発動機株式会社ヤマハ発動機株式会社(以下、ヤマハ発動機)は「感動創造企業」を企業目的に掲げ、個人や法人、官公庁・自治体の幅広いお客さまに向けてランドモビリティ事業、マリン事業、ロボティクス事業などを提供しています。
本社や関連施設は静岡県磐田市にありますが、2024年6月6日(木)横浜みなとみらいに新しいショールーム「Yamaha E-Ride Base(ヤマハ イーライド ベース)」(以下、E-Ride Base)をオープンし、当社はE-Ride Baseのコミュニケーション戦略策定や関連施策についてご支援しました。
ご支援前の背景や実施内容、成果について、プロジェクトを担当した当社プロデューサーの鳴海、プランナーの平井同席のもと、ヤマハ発動機株式会社 クリエイティブ本部 ブランドマーケティング部 ブランド発信グループ 横浜の三浦希実さま、中島明花さまに伺いました。
※所属は2024年9月時点のものです。
課題ーE-Ride Baseの具体戦略・戦術
ーまずはコミュニケーション戦略をご依頼いただいた際の背景について教えてください。
三浦さま:E-Ride Baseは、eBike(※)を通してヤマハ発動機の認知と興味を喚起したいという狙いで立ち上がった施設です。ヤマハ発動機が好きな人だけでなく、まだヤマハ発動機を知らない方や近隣住民の方々に実際に製品を体験してもらい、それがクチコミで伝播し、来場を促進できるような場所になることを目指しています。一方、どのような戦略・戦術で行うか具体的な内容を決めかねており、長いお付き合いのあるトライバルメディアハウスさんにご依頼をしました。
※eBike:モーターの力でペダリングをアシストするドライブユニットを搭載したスポーツサイクルを指します。
鳴海:ヤマハ発動機の方々とは10年以上のお付き合いがあり、これまでnoteなどの新規メディアの立ち上げ、SNS戦略策定、ハッシュタグ調査、PR企画、ASEANでの社内研修など多くのご支援をさせていただいています。
ショールームについても、まずは何を目指す施設とし(目的整理)、誰を来場させるのか(ターゲット設計)、どのようにショールームの認知を獲得するのか(メディア設計)という戦略をそれぞれ整理し、何を魅力に感じ来場をさせるのかというコミュニケーション内容についてもご提案しました。
取り組みーコミュニケーション戦略策定と関連施策
ーコミュニケーション戦略では具体的にどのような内容を設計したのでしょうか。
平井:KGI達成に必要なターゲット層を細かくセグメントし、中長期的に優先順位付けを行いました。若年層をKGI達成のためのメインターゲットに置きながらも、クチコミ増加、来場促進などの観点から、来場しやすい層にもリーチするべきだという結論にいたりました。
SNSをはじめとしたさまざまなメディアの中から、ターゲット層に最も効果的にアプローチできるメディアを検討し、LINE、Googleアカウント、X(旧Twitter)、Instagramに決定。SNSの役割やコンテンツ内容、各KPIを設計し、中長期的な視点でロードマップを作成しました。
鳴海:その後コミュニケーション戦略にもとづき、LINE、Googleアカウントの開設、Instagram、X(旧Twitter)、Google Adsでの広告運用、OOH(交通広告)の企画・制作についてもご支援しました。
平井:開設支援ではアカウントの開設自体や初期設計だけでなく、それぞれの運用方針、運用フローを細かく作成し、ショールームへの初回来場、再来場を増やすための運用を開始いただいています。
OOHについては、9月以降の来場を増やすことを目的に、まずは施設周辺の方に向けて施設や製品認知、立ち寄るきっかけづくりとなるようなクリエイティブを提案し、2024年9月2日(月)から掲示しました。
ー当社の支援について、どのように評価されていますか。また、今後実施したい取り組みがあれば教えてください。
三浦さま:何かわからないことがあるとき、いつも気軽に相談できるという点、世代が近いからこその視点をもらえる点で助かっています。SNSのアルゴリズムや最新情報についてもインプットする時間がなかなかとれないので、そうした情報提供もありがたく思っています。
中島さま:最近は横浜市や企業からのイベント提案が増えていますが、ショールームが立ち上がったばかりで慌ただしく、お断りをすることもある状況です。今後もトライバルメディアハウスさんと連携し、こうした機会損失をなくしていきたいと思っています。
鳴海:ありがとうございます。先日E-Ride Baseでお借りしたeBikeに乗車し、ボートやバイクに必要な免許がなくてもヤマハ発動機の製品を楽しむことができる、その魅力を改めて感じました。自社製品に誇りを持つヤマハ発動機の皆さんとともに、E-Ride Baseを起点に認知を広げ、若年層がeBikeに関心を持ちやすくなるよう今後も尽力していきます。
スタッフリスト
プランナー:平井香菜子
ディレクター:大元 由実子
プロデューサー:鳴海まい
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お問い合わせOverview
- クライアント
- ヤマハ発動機株式会社
- 業界
- 自動車
- 課題
- ヤマハ発動機の認知・興味喚起のための新しいショールーム「Yamaha E-Ride Base」の具体戦略・戦術
- 支援内容
- コミュニケーション戦略策定、SNSアカウント開設、SNS広告運用、OOHの企画・制作
その他の
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