実績紹介

ベルジャポン株式会社（インフルエンサー施策、プロモーション・PR、Webサイト制作、Instagram運用）

ベルジャポン株式会社

実績のポイント

SNSキャンペーンやInstagram運用などを多岐にわたりご支援
キャンペーンはX（旧Twitter）とInstagramの機能特徴を活かして実施
既存・新規問わず『キリ』の好意的なブランドイメージを形成。購入意向の向上に貢献

ベルジャポン株式会社（以下、ベルジャポン）のブランド『キリ』における、プロモーション「おもいっキリご自愛キャンペーン」の実施および公式Instagramアカウント（＠kirijp_cp）の運用をご支援のほか、新商品のキャンペーンや、キャンペーン特設サイト・Webサイトの制作などもご支援しています。

プロモーションのご支援では、複数のプラットフォームでそれぞれの機能特徴を活かし、『キリ』に対する好意的なブランドイメージの形成や購入意向の向上に貢献することができました。また、Instagram運用においては『キリ』をより身近に感じてもらうためのアカウントを目指し、投稿の高いエンゲージメントを評価いただきながらご支援しています。

ご相談に至る背景・過程

ベルジャポンがクリエイティブを含めたデジタルコンテンツ全体のクオリティを上げ、ターゲット層とのエンゲージメントを高めたいという課題を持っていたところに、ご相談の機会をいただきました。

ご相談いただいた際にお伝えしたトライバルメディアハウスのデジタルマーケティングに対する考え方を評価いただき、提案内容のクオリティが高く、制作するクリエイティブも信頼できそうだと感じてもらえたことから、まずはキャンペーンからご支援がスタート。

キャンペーンのご支援をしていく中でInstagramに投稿するクリエイティブの制作や特設サイトの制作も行ったところ、当該投稿のエンゲージメント率が向上したこと、それらの制作物のクオリティの高さを評価いただいたことから、公式Instagramアカウントの運用についてもご支援がスタートしています。

施策内容と成果（XやInstagramでのキャンペーン施策）

施策内容

2019年まで、ベルジャポンでは『キリ』を使用したアレンジレシピをコラボレーションカフェで提供するリアルイベント「Kiri Café」を行っていましたが、コロナ禍により別の施策を行うことに。そこで「Kiri Café」に代わる施策として、『キリ』におけるXキャンペーン、Instagramでのインフルエンサーによるライブ配信、そして公式アカウントによるライブ配信の3stepによる「おもいっキリご自愛キャンペーン」をご提案し、ターゲットとのエンゲージメント強化を狙いました。

Xキャンペーンでは、ご自愛タイムの文脈に乗せて、おうちでの至福のひとときに食べたいアレンジレシピについてのクチコミ創出を狙い、食べたいレシピを選択しハッシュタグでポストしてもらうよう促進。『キリ』は料理への汎用性もあることを訴求しました。また、Instagramにおいては『キリ』のファンであるブランドインフルエンサー（※）の選定とクチコミ創出をご支援。キャンペーン全体の特設ページの制作もご支援しました。

※ブランドインフルエンサーとは、フォロワー数の大小に拘らず「インフルエンス力がある」「企業やブランドのファン」という2つの条件を満たす人のことを指します。

Instagramでのインフルエンサーによるライブ配信では、自身の“ご自愛”の方法や『キリ』を使った「オススメご自愛レシピ」を紹介。ライブ配信の告知投稿および広告出稿を行いました。ライブ配信後にはレシピをフィード投稿しました。

キリ公式アカウントによるライブ配信では、専属シェフによる「ご自愛レシピ」4品の紹介を実施。インフルエンサーによるライブ配信との差別化を図るため、PCとスマートフォンをつなぎ途中でプロップなどを入れ、ライブ参加者にレシピをしっかりとご覧いただけるようスクショタイムを設けた2画面でのライブ配信を実施。ライブ配信の告知投稿および事後フィード投稿、IGTVへの格納も実施しました。

成果

本キャンペーンで合計36,723件のクチコミ（ハッシュタグ投稿数）を創出。年間のクチコミ数が約13,530件のため、その2.5倍以上のクチコミ数を1カ月で創出することに成功しました。

ブランドからのレシピの提案だけでなく、ハッシュタグ「#私のおすすめキリレシピ」も用意したことで、ユーザーからのレシピ提案もクチコミとして創出することができました。ユーザーからの「食べてみたい」「美味しそう」などの反応も多く、態度変容を促すこともできたと考えられます。また、ブランドインフルエンサー施策においても、選定基準をしっかりと設けたことで目的としていたクチコミの創出につながり、Who文脈とWhat文脈両方でのコメントが寄せられ、評価につながりました。トライバルメディアハウスが持っているサービスの強みを出すことができた事例となっています。

なお、インフルエンサーによるライブ配信では、最大視聴者数1,040名を記録。IGTV格納後は56,300回の視聴数を記録しました。『キリ』に対する好意的なコメントや、ユーザーのアレンジレシピのコメントが多く寄せられ、視聴者の意識変容・行動変容が感じられるコメントも見られました。ライブ配信後のレシピのフィード投稿は、その特性上見返すことが多いことから、該当投稿の保存数は通常平均の約9倍を獲得。発見タブからの流入（約10万imp獲得）にも寄与し、インフルエンサーのフォロワー以外の新規層へもリーチすることができました。

キリ公式アカウントによるライブ配信でも配信中に態度変容・行動変容が感じられるコメントが見られたほか、シェフから視聴者への質問の投げかけによってコミュニケーションが促進されました。ライブで紹介したレシピが4品あったことから、Instagramアカウントへの再訪者が増え、保存数の伸びにつながりました。

施策内容と成果（Instagram運用）

施策内容

キャンペーンのご支援で特設ページを作成した際にクリエイティブの高さを評価いただいたことをきっかけに、2022年2月よりInstagramの戦略策定および運用代行までのご支援に拡大しました。

Instagramアカウント（＠kirijp_cp）では、これまでターゲットとしてきた料理好き・レシピ好きの層だけでなく、『キリ』そのものをより身近に感じてもらいたいという意向に基づき、手軽にできる・真似したくなるアレンジレシピやInstagramの文脈に合うような投稿を実施しています。

成果

エンゲージメントの獲得に寄与しています。特に季節のフルーツを用いたレシピや四季のモーメントに合わせた投稿を実施することでエンゲージメントが高まることを実証し、高評価を得ています。

最終的にはフォロワーの好意度を高めることが目標ですが、『キリ』の乳製品業界での高い地位をふまえるとまだアカウントのフォロワー数は少ないと考えられていることから、まずはフォロワー数を増やししっかりとしたフォロワー基盤を持つことと、エンゲージメント率の維持・向上が目下の目標となっています。

特設サイト・Webページ制作

制作ポイントと成果

『キリ』の特徴であるポーションのスクエア（四角）やコンセプトカラーを表現できるようにこだわったデザインで制作しました。

おもいっKiriご自愛キャンペーン

『キリ＆スティック』商品サイト

ご担当者さまのコメント

ベルジャポン株式会社　
マーケティング　シニアデジタル＆メディアマネジャー　
畠中桃子さま

トライバルメディアハウス様については、生活者の「心を動かす」プロジェクトを多数展開しているというイメージを元々持っていました。実際に複数のキャンペーンをご一緒し、現在のソーシャルメディアコミュニケーションの最前線をふまえたご提案内容や、クライアントに対してだけでなくブランドインフルエンサーへのきめ細やかなご対応をチームで一丸となってしっかりと対応くださることを実感しています。

また、担当くださっているチームの皆様はソーシャルメディアにおける現在のトレンドに詳しく、弊社からの質問に毎回的確にアドバイスを下さいます。

ファンとの深いつながりを作るための施策をプランニングから実施に至るまでワンストップでご相談できるパートナーと巡り会えたと感じています。