短尺動画で想起を検証し、勝ちパターンをつくる
- マス前提の発想と予算制約で、第一想起を狙う施策に踏み出せない
- 効果評価がCTR/CPAなど短期指標中心で、想起率の実数検証ができず上申が通らない
- クリエイティブ検証の仕組みがなく、どのCEPs・メッセージが想起を押し上げるか学習が蓄積しない
第一想起を獲得するための施策実装をメインとした実行プラン
本ソリューションは、大規模な予算や長い期間を要するマス広告ではなく、Web完結型の短尺動画を活用することで、「第一想起」の獲得に特化したアプローチです。
本施策のゴールは以下の3つです。
- 想起獲得を目的とした施策を、可能な限り時間やコストを抑えて実行する
- 実際に想起率に影響を与えられたかを「実数値」で計測し、継続的な示唆を得る
- 「なんとなく」ではない、再現性のあるブランディングの勝ち筋(法則)を見つける
解決できる課題・よくある状況
マス広告には手が出ないが、想起施策の必要性を感じている方におすすめをします。下記に1つでも当てはまれば効果が出る可能性があります。
- 想起施策はお金をかけてマス広告を打つしか方法がないと考えている
- 想起施策を短期でのROI指標にて評価をおこないパフォーマンス施策との比較し、結果取り組みの継続を断念したことがある
- 想起施策は取り組むべきだと考えているが、結局計測ができないため上申のハードルが高くて断念している
- そもそもブランディング施策を行うということが受け入れられない
- Web動画広告を試したことはあるが、クリック率や再生数ばかりを追ってしまい、結局想起につながったか不明なままである
本ソリューションの提供価値
これまでの想起施策は、テレビCMなどマスへの多額の投資が必要であったり、実施しても「本当に想起につながったのか?」が曖昧になりがちでした。「この予算規模では想起指標(ブランドリフト)にインパクトしない」と断られた経験がある方もいるかもしれません。
本メニューでは、「①短尺動画」「②複数クリエイティブ」「③実数ベースの効果検証」を掛け合わせることで、ミニマムな投資で想起率への影響を可視化し、貴社にとっての「勝ちパターン」を分析・考察します。
目的は、認知(助成想起)の向上でも、好意度の向上でもありません。特定ニーズまたは特定オケージョンにおける想起率を向上させ、特定セグメントでの第一想起獲得を目指す「第一想起獲得一点突破」施策です。

- 助成想起
ブランド名やロゴなどを提示された上で「知っていますか?YES or NO」を問われ、回答できる状態を指す。これはブランドカテゴライゼーションにおける「知名集合(Awareness Set)」にほぼ等しい。つまり、消費者の記憶の”入口”に存在しているかどうかを測る指標である。 - 想起集合
ブランドカテゴライゼーションの中核をなす概念であり、消費者のニーズが顕在化した際に、購入の候補として考慮されるブランド群を指す。「消費者が、所定の製品クラスにおいて認知しているブランドの集合のうち、購買を考えるような下位集合(恩蔵, 1995)」と定義されている。つまり、単に知っているだけではなく、購入意向を伴う好意的な選択肢の集合体なのである。 - 第一想起(Top of Mind)
この想起集合の中で、一番最初に思い浮かべられるブランドを指す。カテゴリーの代名詞とも言える存在であり、顧客が購買を意識した瞬間に、真っ先に頭に浮かぶ最も有力な購入候補である。 - 純粋想起
ここまで整理をしてきたブランドカテゴライゼーションの枠組みとは少し性質が異なる。この言葉の出所については明確なものはないが、純粋想起の定義は「○○といえば?」というヒントなしの問いに対して、自発的にブランド名を思い出せる状態を指すと言われている。
ポイント1:リーチ単価の低いWeb短尺動画で「質より量」を確保
第一想起の獲得には、圧倒的な「リーチ量」と「フリークエンシー(接触頻度)」、そして一定の情報量が必要です。 しかし、ターゲットの多くはまだニーズが顕在化していない「そのうち客」です。彼らは広告を積極的に見たいわけではなく、クリックしてLPを熟読することも稀です。
そのため、無理にすべてを伝えようとする長尺動画ではなく、Bumper広告(6秒)のような「強制視聴」かつ「短尺」の動画を採用します。リーチ単価の低いWeb動画で大量リーチとハイフリークエンシーを実現し、「いつかニーズが顕在化した時に選ばれる」確率を最大化します。

ポイント2:仮説に基づく「複数クリエイティブ」の同時検証
本施策では、渾身の1本を作って当てにいくのではなく、狙いを持った複数クリエイティブを同時に制作・検証します。「機能訴求」「情緒訴求」「利用シーン訴求」など変数を設け、どの切り口が想起を押し上げるかを短期間で見極めます。制作費・出稿費が重いマス施策では、検証のために複数案を走らせること自体が難しい一方、低単価で回せるWeb短尺動画なら、学習前提のクリエイティブ運用(テスト→勝ち筋抽出→次回に転用)が可能になります。

ポイント3:「実接触者」ベースの想起率検証
従来のような「広告を見た気がする人」へのアンケート(アスキング)だけに頼りません。 実際に動画広告に接触した人(ログベース)を対象にブランドリフト調査を行うことで、「どのクリエイティブが」「誰の」「想起率を」高めたのかを正確に計測。「なんとなく良かった」で終わらせず、どのような要素が想起向上に寄与したのかを分析し、次回の施策への確実な資産とします。
最終成果物(納品物)
単なる動画制作や広告配信ではありません。仮説・検証のサイクルを回すことで、施策終了後には「想起獲得のための自社独自のノウハウ」が手元に残ります。
「なんとなくよくわからなかった」とならないようにするために、仮説を体系的にセットし、クリエイティブを制作、そして実装し分析と再現性を高めることができます。
1. 想起クリエイティブを計画のための土台
- 第一想起獲得のための構造整理
- 第一想起獲得のためのベネフィットとRTB
- 注力ターゲットの整理
- 獲得すべきCEPsの構造整理
- KGI・KPI整理
- 想定提出物:PPT30枚程度
2. クリエイティブ制作
- 仮説に基づいた複数の短尺動画ファイル
3. メディア出稿と効果測定
- メディアプランニング表
- 月次広告レポート
- アンケート調査結果
- 全体分析最終考察まとめ
- 想定提出物:PPT50枚程度
具体的なご支援内容(プログラム例)
Step1:クリエイティブ仮説設計(1.5カ月~)
獲得すべき第一想起の定義から、CEPsの整理、ターゲットインサイトの発掘を行い、クリエイティブの「企画」に落とし込みます。
- 獲得すべき第一想起について
- ベネフィットとRTB、注力ターゲット、CEPsの整理
※ 必要に応じて定量調査を実施 - クリエイティブ企画案の作成
Step2:クリエイティブ制作(2カ月~)
設計図に基づき、検証可能な複数の動画バリエーションを制作します。
- 動画コンテ作成
- 撮影・編集
- 納品
Step3:メディア出稿と効果測定(メディア出稿3カ月+効果測定2カ月~)
実際に広告を配信し、その効果を厳密に測定・分析します。
- メディアプラン策定・入稿
- 計測タグ等の設計
- 広告レポーティング
- アンケート調査実施
- 全体分析・考察
※メディア出稿は効果検証に必要な「最低出稿期間・最低出稿金額」を設定させていただきます。
なぜトライバルメディアハウスなのか
成果の出る実現可能・実行可能な具体アクションまで設計します
私たちは広告代理店ではありません
「CMを打つ」「プロモーションやキャンペーンを実施する」「イベントをやる」などは大事ですが、施策はあくまで目的や目標を達成するための手段でしかありません。私たちは「施策をやること」を前提とせず、目標を達成するための道筋を貴社と共に見出し、競争に勝つための資源優勢計画を策定することにこだわります。有限な資源を、どこに使い、どこには使わないのか。「やるべきこと」以上に「何をやらないか(やっても意味がないのか)」の設計にとことんこだわります。
私たちはコンサルティング会社ではありません
「絵に描いた餅」は、現場実務の経験不足や、具体施策による成果の想像力欠如から生まれます。私たちは創業以来、約20年にわたり、大手企業300社以上と、広告、PR、プロモーション、ブランディング、SNS活用における実務をご一緒してまいりました。どんな状況下で、どんな施策に、いくらくらいの予算を投下すると、どのくらいの時間軸でどんな成果が出るのか。これら大量の実務経験を積んできたからこそ「この戦略であるべきだ(この戦略ではないはずだ)」という具体施策と接続する上流が設計できると自負しています。
「売上に接続する」独自のメソッド
当社は、『売上の地図』『業界別マーケティングの地図』(日経BP)、『マーケティング「つながる」思考術』(翔泳社)をはじめ、売上と第一想起を「構造」で整理するナレッジを蓄積し続けてまいりました。「借り物のフレーム」が悪いわけではありませんが、当社が約20年にわたり、業界(商品カテゴリー)の特性、市場ポジション(業界のシェア順位)による戦略カスタマイズを行うために開発してきた独自フレームは、必ず貴社のお役に立てるはずです。


また、「想起」をテーマに日経クロストレンドにて連載をさせていただき、ナレッジメーカーとして多くのナレッジを開発してきました。
「想起」の真実 ブランド戦略の羅針盤
「ビール」と聞いて何のブランドを思い浮かべるか。これが「想起」だ。自社の商品・サービスが所属するカテゴリーにおける消費者の想起率が高いほど、購入の選択肢に入る機会が多いことを意味する。想起率は、ブランディングにおいて売り上げに近い重要な指標だ。本特集では『売上の地図』の著者で、トライバルメディアハウス代表取締役社長の池田紀行氏が、同社コンサルタントメンバーと共に自社で実施した消費者調査から、業界別に最も想起されやすい商品・サービスを分析。データを用いて、業界ごとの特徴や狙うべきポジションを解説し、想起の真実をつまびらかにする。
※引用元|日経クロストレンド|https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/01158/
想起の教科書 KGI・KPIの設計法
「想起を上げれば売れる」。そう信じて施策を重ねても、成果につながらない。そんな経験はないだろうか。重要なのは、自社の現在地に応じてどの想起をKGIとして設定するかを見極め、その実現に向けたKPIと投資配分を設計することだ。本特集では、想起をKGI・KPIの体系として整理し、想起率向上をどう実務に落とし込むかを解説。継続的な成果へと結びつける、実践的なプロセスを提示する
※引用元|日経クロストレンド|https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/01267/
売上を軸に数々のナレッジを作ってきた当社だからこそ、机上の空論ではなく、現場で実行され、定着する仕組みをご提供できると自負しています。
トライバルメディアハウスの特長
大手企業300社以上と直取引があります
創業以来、約20年にわたり、大手企業300社以上の広告宣伝部、広報部、マーケティング部、販売促進部、事業部、営業本部、人事部などの支援を行っています。そのほとんどが直取引です。売上の80%以上が既存(継続)顧客のリピート案件であることが、お客さまの高い満足度を示しています。

確かな専門性
当社は創業から一貫して「再現可能な成功法則」の開発に取り組み、書籍出版、メディア連載、自社メディアを通じて業界の発展に寄与するナレッジの開発と発信に努めてきました。出版した書籍は20冊以上で、日経クロストレンド、MarkeZine、IT mediaなどでも多くの連載を行っています。
出版書籍一例

体系的なマーケティングが無料で学べるMARPSも運営
2023年からは、体系的なマーケティングが無料で学べるMARPS(マープス)を開設し、自社のナレッジだけでなく、業界内で各テーマを代表する一流の講師を招き、延べ100本以上の優良講義を提供しています。会員はマーケティング業務に従事する方を中心に8,000人(※)を突破、受講満足度は95%を記録しています。
※2026年1月現在

お問い合わせ
よくある質問
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費用はどのくらいかかりますか?
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ご依頼いただく内容と前提条件によって大きく変わりますが、1,500万円(+メディア費用)程度になることが一般的です。調査の有無や状況によっても変動するため、詳しくはお問い合わせください。
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期間はどのくらいになりますか?
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こちらもプロジェクトの範囲や規模によりますが、キックオフからクリエイティブ納品まで最短で3.5カ月、施策終了後の定点調査まで含めると8.5カ月を想定しています。
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どのくらい前までに依頼する必要がありますか?
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時期にもよりますが、通常、1~2カ月先のリソースは埋まっていることが多く、プロジェクトを開始する2カ月前にはご発注の意思を確定していただくとスムーズに進められます。こちらも状況によるため、詳しくはお問い合わせください。
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代理店ですが、担当クライアントについて依頼することは可能ですか?
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可能です。ただし、コミュニケーションロスが発生するとスムーズな意思疎通ができず、認識のズレが大きくなるため「クライアントさまと当社が直接コミュニケーションを取れること」「プロジェクトの進行は当社が行えること(代理店さまの進行管理下に入らないこと)」が実施の条件となります。
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オンラインでの進行は可能ですか?
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可能です。一方で、闊達なディスカッションによる前提条件や文脈理解、細かなニュアンスの伝達、大きな意思決定に関するパートは適宜オフライン(対面)での開催をご提案させていただく場合があります。オンライン、オフラインで柔軟に対応できますので、詳しくはお問い合わせください。
担当コンサルタントのご紹介
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池田 紀行
代表取締役社長/マーケティングストラテジストマーケティング会社、ビジネスコンサルティングファーム、マーケティングコンサルタント、クチコミマーケティング研究所所長、バイラルマーケティング専業会社代表を経て現職。大手企業300社以上の広告宣伝・広報・販売促進を支援。JMA(日本マーケティング協会)マーケティングマスターコース講師。年間講演回数は50回以上、延べ5万人以上のマーケター指導に関わる。近著『業界別マーケティングの地図』(日経BP)、『マーケティング「つながる」思考術』(翔泳社)、『売上の地図』(日経BP)、『自分を育てる働き方ノート』(WAVE出版)など著書・共著書多数。
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小島 駿
マーケティング戦略部 部長/シニアコンサルタントデジタル広告の代理店、大手総合広告代理店でのプランナーを経て、2021年当社に入社。100社以上のプランニングの経験を活かし、大手企業のコミュニケーション全体の戦略立案に携わる。 事業成長を目的に 、戦略策定からその後の支援まで継続的に支援できることが強み。NewsPicks主催『売上の地図』ブートキャンプにて講師を担当。共著: 「業界別マーケティングの地図」(日経BP)。メディア掲載:連載「想起の教科書 KGI・KPIの設計法」「「想起」の真実 ブランド戦略の羅針盤」(ともに日経クロストレンド)がある。
「こんなことできますか?」のようなご相談でも歓迎です。課題と目的の整理から、最適な打ち手の設計/実行まで、状況に合わせて伴走します。まずはお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせその他のコンサルティングサービス
- 第一想起獲得戦略コンサルティング
戦略を運用に落とし込み、第一想起を積み上げる仕組みをつくります。
- 第一想起獲得・短尺動画ソリューション
具体的施策・短尺動画で想起を検証し、勝ちパターンをつくります。
- 第一想起獲得戦略ワークショップ
ブランド戦略の基本要素を整理、判断基準を揃え、第一想起の勝ち筋をつくります。
- SNSコンサルティング丨散らばったSNS戦略を統合的に支援
複数アカウントの戦略を統合支援、売上増加に貢献するコンサルティングを提供します。
- マーケティングの “こんなはずじゃなかった!” 撲滅コンサルティング
「いまやるべき」+「いまやらないべき」を特定するコンサルティングを提供します。
- マーケティング戦略立案
企業ごとの「売上のメカニズム」を解明し、マーケティング戦略をご提案します。

