【無料オンライン講座】短期CPAだけでは測れないマーケ投資をアップデートする!〜『マーケターのための「費用対効果」と「投資対効果」徹底理解講座 by MARPS』2026年1月22日開講〜

プレスリリース

成果をデザインするPMO型マーケティング支援会社のトライバルメディアハウス(本社:東京都港区、代表取締役社長:池田紀行)が運営する、オンライン無料学習サービス「MARPS(マープス)」は、2026年1月22日より、新講座『マーケターのための「費用対効果」と「投資対効果」徹底理解講座 by MARPS』(全6回)を開講します。

短期の費用対効果と中長期の投資対効果を“ひとつのストーリー”で語れるマーケターへ

多くの企業において、マーケティング投資は短期的なCVやCPA、ROASといった「施策ごとの費用対効果」ばかりに注目が偏りがちです。その結果、

  • 「で、結局この投資は、いくら売上・利益をつくったの?」
  •  「ブランドや上流施策って、本当に投資と呼べるだけのリターンがあるの?」
  •  「その広告費はコスト?それとも資産?」

といった問いに、自信を持って答えられないという課題が生まれています。

本講座は、企業のマーケティング投資を「短期の費用対効果」と「中長期の投資対効果」の両面から捉え直すための視点とフレームを提供します。ブランド実務、マーケティング・サイエンス、BtoBマーケティングの第一人者を講師にむかえ、短期と中長期の視点を行き来しながら投資を立体的に学ぶことで、マーケティング投資を「消費」で終わらせず、ブランドや顧客基盤という「資産」に変える理論と実践を体系化します。経営と現場を繋ぐ「共通言語」を身につけ、限られた予算の中で中長期の成長につながる「投資」を設計・説明できるマーケターの育成をめざします。

受講のポイント

本講座では、次のようなポイントを中心に学びます。

・「費用対効果」と「投資対効果」の違いとつながりが整理できる
・ブランド投資を「売上・利益のストーリー」として説明する視点が得られる
・マーケティング・サイエンスにもとづく効果測定の基本が理解できる
・BtoBマーケティングの中長期投資対効果を理解できる
・ブランド価値を高める方法と“見える化”のアプローチが理解できる
・マーケティングに特化した無料オンライン学習サービス「MARPS」で、ライブ+アーカイブ受講が可能

講座概要

講座名:マーケターのための「費用対効果」と「投資対効果」徹底理解講座 by MARPS
期間:2026年1月22日(木)〜4月2日(木) ※全6回(主に木曜開催/一部水曜)
形式:ライブ配信(リアルタイム参加)+アーカイブ動画視聴(オンデマンド)
受講料:無料
対象
・事業会社のマーケティング部門のマネージャー/リーダー
・広告・プロモーション予算を預かるマーケ担当者
・ブランド/コミュニケーション施策の企画・運用担当者
・BtoBマーケティング/インサイドセールスの責任者・実務者
・事業企画・経営企画など、マーケティング投資の判断に関わる方
・とくに以下のような課題をお持ちの方におすすめです。
 ・短期のCPA・ROASは改善しているが、売上・利益への「最終的な効き方」をうまく説明できない
 ・ブランドや上流施策への投資を「本当に効いているのか?」と問われたときの答えをアップデートしたい
 ・BtoBマーケティングや営業活動を、全体ファネルの投資対効果として整理したい
 ・経営・営業・ファイナンスと、マーケティング投資の考え方を共通言語で議論したい
申込方法:オンライン学習サービス「MARPS」に会員登録(無料)のうえ、講座ページよりお申込みください。
詳細・申込ページこちら

本講座のプログラム・講師のご紹介

〖第1回:2026/1/22(木)〗
「費用対効果」と「投資対効果」概論
講師:株式会社トライバルメディアハウス 代表取締役社長 池田 紀行

昨今、多くの業界でCPAが上昇傾向にあります。顧客のニーズが顕在化した瞬間に「ヨーイ、ドン!(うちの商品を買ってくれ!)」の全馬一斉スタートはレッドオーシャンの極みに達しつつあり、CPAの低減はもはや限界のレベルに達しています。今期の獲得効率を最大化する検索連動型広告やリターゲティング広告などの(いわゆる)刈り取り型施策は、やらなければ負けるが、それだけをやっても勝てる世界ではなくなりつつあります。

これから伸びる(差がつく)のは、マーケティングの施策を単年度成果(費用対効果)だけでなく、複数年度成果(投資対効果)もあわせて評価できる企業やブランドになります。これらの議論を社内で正しく議論するためには、「マーケティングにおける費用とは?」「マーケティングにおける投資とは?」の正しい知識と共通言語が必要です。本講座では、後続回の講義をより深く理解する全体像と概論を解説します。

〖第2回:2026/2/5(木)〗
実務家から見たブランドの効果
講師:ダイキン工業株式会社 総務部広告宣伝グループ長/関西学院大学経営戦略研究科 教授 片山 義丈氏

「ブランドは大事」と言われながら、その役割や効果が曖昧なままでは、売上・利益への貢献や投資対効果の議論は噛み合いません。本回では「ブランドとは何か」「なぜブランドづくりは投資なのか」「その投資がどう事業成果につながるのか」を実務家の視点から整理します。

講師は、ダイキン工業株式会社で「うるるとさらら」や「ぴちょんくん」などのブランド施策を手掛け、『実務家ブランド論』(宣伝会議)の著者でもある片山 義丈氏。ブランドの階層や、顧客の頭の中に生まれる「妄想」としてのブランドという視点を手がかりに、広告・PR・プロモーションなどの日々の活動が中長期的にどのような効果を生むのかを確認していきます。

〖第3回:2026/2/19(木)〗
ブランディングという「投資」は、どのように売上につながるのか?
講師:株式会社コレクシア 代表取締役/一般社団法人日本エビデンスベーストマーケティング研究機構(EBMI) 事務局長 村山 幹朗氏

短期的なROI/ROASが重視されるあまり、「ブランディングは売上に直結しない」と後回しにされがちですが、「今、買う気になっている人」だけを追い続けると獲得効率も事業成長も限界を迎えます。本回では、ブランディングがどのように顧客獲得と利益に変換されるのか、そのメカニズムをエビデンスにもとづき解説します。

講師は、株式会社コレクシア代表取締役 村山 幹朗氏。短期の刈り取りと長期の資産構築の違いを整理し、売上の土台となる「ベースライン」を底上げする効果や、「未顧客」へのアプローチがどのように明日のキャッシュフローにつながるのかを紐解き、効率性の追求だけでは見えない事業成長の構造を学びます。

〖第4回:2026/3/4(水)〗
間違いだらけの実践CRM~そのSTP戦術大丈夫ですか?~
講師:中央大学 戦略経営研究科(ビジネススクール)教授/東京大学 名誉教授 阿部 誠氏

デジタルやチャネルの多様化により、「どの打ち手が、どれだけ効いたのか」をめぐる議論は一段と複雑になっています。CV・CPA・ROASは追えていても、「売上や利益にどれだけ寄与したか」「短期と中長期のどちらを見るべきか」が曖昧なままでは、費用対効果や投資対効果の議論はかみ合いません。本回では、“データにもとづくマーケティング効果の測定”に焦点を当てます。

講師は、『マーケティング・サイエンス入門―市場対応の科学的マネジメント〔新版〕』(有斐閣アルマ)の共著者である中央大学大学院戦略経営研究科教授 阿部 誠氏。広告・販促・価格・流通の効果測定や市場反応モデル、CRM・1to1マーケティングの研究・支援に取り組んできた立場から、「実務で本当に使える」測定の考え方とアプローチを解説します。

〖第5回:2026/3/19(木)〗
BtoBマーケティングにおける中長期投資対効果
講師:シンフォニーマーケティング株式会社 代表取締役 庭山 一郎氏

リスティング広告やMAツールなど「結果が見えやすい施策」の普及で、マーケティングは短期のCPAやROMIといった費用対効果で語られがちです。しかし購買プロセスが長期化し関与者も多いBtoBでは、「今すぐ数字に出ないが、将来の売上をつくる中長期のマーケティング投資」が競争力になります。本回では、BtoBマーケティングにおける「投資」の考え方と、マーケとセールスの生産性を高める視点を学びます。

講師は、『儲けの科学 The B2B Marketing』(日経BP)の著者であるシンフォニーマーケティング株式会社 代表取締役 庭山 一郎氏。単発の費用ではなく“投資ポートフォリオ”として予算を組み立て、受注・LTV・営業生産性と結び付けて評価する考え方や成功・失敗事例を通じて、「マーケティング投資のストーリー」を描くヒントを共有します。

〖第6回:2026/4/2(木)〗
ブランド価値を高める方法と計測法
講師:株式会社Brandism 代表取締役 木村 元氏

「ブランドは大事」と言われながら、その価値や売上との関係、効果検証の方法が社内で共有されていないケースは少なくありません。本回では、「費用対効果と投資対効果」の中でも「ブランド」という無形資産への投資に焦点を当て、ブランド価値をどう高め、どう測るのかを実務目線で学びます。

講師は、ユニリーバでLUXやDoveなどのグローバルブランドを率い、『ブランド・パワー ブランド力を数値化する「マーケティングの新指標」』(翔泳社)の著者でもある株式会社Brandism代表取締役 木村 元氏。書籍で提案されている新指標「ブランド・パワー」の考え方をベースに、ブランドに対する顧客認識をどのような要素で捉え、どこを強化すれば売上・利益への貢献が高まるのかを整理し、「何をどの観点で測るか」「その数字をどう意思決定に活かすか」という軸を押さえていきます。

『エグゼクティブマーケター養成講座 by MARPS』の詳細はこちら:

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