Z世代のタイパ思考に沿った「ファストCM」がYouTube Works Awards Japan 2023「Best Target Reach部門」部門賞を受賞

「開拓する。マーケティングの地平と、人と社会が心待ちにしていた喜びを。」をパーパスに掲げるトライバルメディアハウス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:池田紀行)がキャンペーンをプロデュースした、損害保険ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:白川 儀一、以下「損保ジャパン」)の「ファストCM」が YouTube Works Awards Japan 2023「Best Target Reach部門」部門賞を受賞いたしました。
■YouTube Works Awards概要
YouTubeで高い効果を獲得した動画広告を表彰する「YouTube Works Awards」は、イギリスではじまりアメリカなど世界各国で開催され、広告界・YouTubeを代表するクリエイターが審査を行うGoogle主催の広告賞です。3回目の開催となる今年は、8部門での審査が行われました。
当社が部門グランプリを受賞した「Best Target Reach 部門」は、YouTube広告を活用、ターゲットユーザーのインサイトやメディアの特性をとらえ、戦略的かつ効果的なアプローチによりビジネス目標を達成したキャンペーンを表彰するものです。
当社でのプロデュース
作成した広告クリエイティブでは、若年層の価値観として注目を集めた「タイムパフォーマンス(タイパ)」を意識し、「ファストCM」と銘打った倍速の動画広告を企画しました。
タイパや倍速視聴といった若年層の価値観によりそった企業姿勢を表現、TrueView インストリーム広告で2倍速、1.75倍速、1.5倍速、1.25倍速、通常速度という速度を変えた5パターンの広告動画、若者たちを見守る安村さんにフォーカスした「とにかく見守る安村篇」の動画を制作、配信しました。
また、PR会社と連携し「広がるように告げる」「共感」をテーマにさまざまな切り口で企画設計、メディアリレーションを行ったことがポイントとなり、Web CMにおいては13のテレビ番組で取り上げられ、Web媒体には130以上掲載、幅広い世代へ認知拡大した成功例となりました。
広告配信後のブランドリフト調査では、広告接触者のブランド好意度も大幅アップ、視聴単価・視聴率も改善しました。
審査では、「若者のインサイトを的確に捉え、倍速視聴という行動を逆手に取った YouTube ならではの表現が秀逸」「若い世代には縁遠い保険に対し、『かけがえのない人生を無駄にしない』というブランド姿勢を示せている」など評価のコメントをいただきました。
作品情報
損保ジャパン公式チャンネル
▼ファストCM「かけがえのない人生に、たしかな安心を。」篇(1.5倍速ver.)
企画意図
「最近よく耳にする『タイパ』がこの企画の入口でした。動画の倍速視聴については賛否両論がありますが、そんな“時間(=人生)”を大切にする価値観と、“人々が安心して豊かな人生を過ごせるように支える”という損保ジャパンのスタンスを表現しようと考えました」(プランナー/佐内歩)
スタッフリスト
プロジェクトマネージャー:樋口 宗一郎
エグゼクティブクリエイティブディレクター:佐野 高久
クリエイティブディレクター/プランナー/コピーライター:佐内 歩
クリエイティブプロデューサー:湯崎 陽
SNSディレクター:升屋 奈々
メディアプランナー:今井 裕一
リサーチアナリスト:竹澤 祥太
ほか