2014/11/10

話題のヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift(オキュラス・リフト)」を使ったプロモーション事例まとめ

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バーチャル・リアリティ(仮想現実)に特化したヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift(オキュラス・リフト)」を皆さんご存知でしょうか。

2012年の製品発表以来、安価にバーチャル・リアリティが味わえるデバイスとして話題を呼び、2014年3月には製造元のOculus VR社がFacebook社に20億ドルで買収されるなど、今世界的に注目を集めている製品です。

当初は3Dゲームでの利用が多かったOculus Riftですが、2014年に入り、少しずつゲーム以外の活用事例が出始めてきました。そこで今回は、Oculus Riftを使った国内のプロモーション事例を5つピックアップしてご紹介します!

 

Oculus Riftとは

Oculus Riftとは、頭(両目)に装着するデバイスで、専用に作られた3次元データと組み合わせることで、頭の動きに合わせて目の前の光景がまるで現実のようにリアルタイムに動きます。装着すると、まるでその世界に入り込んだような体験ができることが特徴です。

文章だけではその特徴が伝わりにくいので、実際にOculus Riftを装着するとどうなるのかが分かる以下の動画をご覧ください。



これまでにもこのようなバーチャル・リアリティのデバイスはありましたが、数十万円〜数百万円と非常に高価なものでした。Oculus Riftは、スマホに使われているセンサーなどの汎用品を使用することで、その価格を数万円台という、一般の人が購入可能な価格帯で発売したことで注目されています。

 

Oculus Riftを使ったプロモーション事例

 ネクスト 「Room VR」

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不動産・住宅情報サイト「HOME’S」を運営するネクストは、2014年2月、Oculus Riftを使ったバーチャル内覧アプリケーション「Room VR」を発表しました。

「Room VR」により、3Dで作成された物件を「内覧」することができます。これにより、まだ建設中や建設前の物件を、仮想空間上で確認することができます。それだけでなく、遠方の物件の確認や、都合によりモデルルームに足を運ぶことができない人でも、内覧することが可能になります。

バーチャル・リアリティであることの特徴を活かし、「時間変更による日照の確認」や「目線の高さの変更」、「物件の階数変更」など、モデルルームでは不可能なことも確認できるようになっています。

イベント会場での試験提供を経て、2014年11月28日からは実際のモデルルームで提供を開始されるようです。

<参考>
バーチャル内覧アプリケーション「Room VR」の概要紹介
http://nextdeveloper.hatenablog.com/entry/2014/06/06/115453

バーチャル内覧アプリケーション「Room VR」テスト導入開始 ~三菱地所レジデンスのタワーマンションモデルルームにて一般公開~
http://www.next-group.jp/press/corp/1411062.html

倖田來未 「Dance In The Rain」 ミュージックビデオ

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歌手の倖田來未さんは、新曲「Dance In The Rain」のミュージックビデオをOculus Rift用に制作し、2014年10月に開催されたデザイン&アートイベント「TOKYO DESIGNERS WEEK 2014」にて限定公開しました。

ファッション、アート、映像のトップクリエイターを集め制作。映像だけでなく、音響にもこだわり、音の方向や距離感も表現できる「3次元音響」の技術を使い、曲や効果音(雨音など)を立体的に表現しています。

アーティストにとって重要な「楽曲の世界観」を、Oculus Riftを活用し、よりダイレクトに伝えることに挑戦した事例です。

<参考>
音楽、アート、テクノロジーのリアルな融合。倖田來未の世界初Oculus Rift音楽MVが期間限定で体験できる
http://www.gizmodo.jp/2014/10/oculus_rift_9.html

「Dance In The Rain」公式サイト
http://rhythmzone.net/koda/ditr/#technology

ヤフー 「ヤフートレンドコースター」


ヤフーは、TwitterやFacebookの投稿をリアルタイムに検索できる「リアルタイム検索」のデータを使い、特定商品やブランドに関する投稿数の推移をグラフ化して、その波形をジェットコースターのコースとして体験できる「ヤフートレンドコースター」 を、2014年9月に開催されたデジタルマーケティングのイベント「アドテック東京2014」などで限定公開しました。

油圧式の乗り物が映像に合わせて激しく動く様子は、体験する本人だけでなく周囲で見ている人間も楽しめるということで話題を呼び、マスメディアにも大きく取り上げられました。

 <参考>
ヤフー、Oculus Rift 搭載の仮想ジェットコースタ公開–Twitter・Facebook の話題と連動しコース作成
http://internetcom.jp/wmnews/20140911/yahoo-oculus-rift-vr-roller-coaster.html 

「ヤフートレンドコースター」公式サイト
http://trendcoaster.jp/

明治 「バーチャルデート体験」

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明治は、Oculus Riftを使い、約1分間のバーチャルデートが体験できるイベントを、2014年7月に渋谷パルコで開催しました。

カップアイス「明治 エッセル スーパーカップ」シリーズの発売20周年を記念して開催されたこのイベントは、渋谷パルコ前に巨大なスーパーカップを設置。商品やうちわを配布するとともに、モデルの古畑星夏さんがいる放課後の教室にOculus Riftを使って入り込み、臨場感あふれるデートを体験できるというイベントです。

ゲームやCGではなく、現実のデートをOculus Riftで再現するという切り口が新しく、各種メディアで話題になった事例です。

<参考>
明治がOculus Rift活用で「スーパーカップ」をPR バーチャルデート体験できるぞ
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1407/15/news083.html

「明治 エッセル スーパーカップ」公式サイト(サンプル動画が閲覧可能)
http://www.meiji.co.jp/sweets/icecream/essel/

UGG Australia(アグ オーストラリア)「UGG 3D REAL SENSATION」


サーファーに愛用されるシープスキンブーツを扱うアパレルブランド「UGG Australia(アグ オーストラリア)」 は、2014年8月~10月にかけて、一部の店舗で、Oculus Riftを使ってサーフィンを疑似体験できるキャンペーン「UGG 3D REAL SENSATION」を実施しました。

CGではなく、実際に海でサーフィンをしている映像をOculus Rift用に撮影しているのが特徴で、インパクトのある体験を店頭で提供することにより、新たな顧客獲得を狙ったキャンペーンです。

事前に行われた記者発表では、俳優の竹中直人さんがOculus Riftを付けてリアクションを取る様子も披露され、話題になりました。

<参考>
オキュラスリフトで丘サーファー:3D実写映像で誰でも大波に乗れるチャンス到来!
http://wired.jp/2014/08/19/ugg-australia-oculus-rift/

「UGG Australia」公式サイト
http://www.uggaustralia.jp/event/real-sensation.cgi

 

まとめ

今回ご紹介した事例を見ていただくと分かるとおり、Oculus Riftはその話題性を武器に、リアルイベントや店舗への集客に利用されるケースが多いようです。

今は目新しさにより注目を集めるOculus Riftですが、今後さらに普及が進むと、これまでと違った切り口の活用事例が登場するかもしれません。その際は、また当ブログでご紹介したいと思います!

それでは、また次回!

 

 

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