2014/09/22

「自分好みのニュースを読みたい!」を叶える、国内キュレーションメディア8選

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GunosyやSmartNewsといったキュレーションメディアが、ここ1~2年で急速に普及しています。

情報が氾濫しニュースサイトが乱立する中で、「自分好みのニュースを読みたい」というユーザーのニーズに応える形でいくつものキュレーションメディアが登場しており、記事のピックアップの仕方には、高度なアルゴリズムを使って自動化するものや、編集者が目で見てピックアップするものなど、それぞれ特徴があります。

今回は、以下8つのキュレーションメディアについて、特徴をまとめてみました!

 

今回ピックアップしたキュレーションメディア

  1. Gunosy(グノシー)
  2. SmartNews(スマートニュース)
  3. Antenna(アンテナ)
  4. NewsPicks(ニューズピックス)
  5. LINE NEWS(ラインニュース)
  6. Kamelio(カメリオ)
  7. Vingow news(ビンゴーニュース)
  8. Presso(プレッソ)

 

国内キュレーションメディア8選

Gunosy(グノシー)

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【基本データ】

  • リリース:2013年2月
  • ダウンロード数:500万(2014年9月時点)
  • PC版サイト:有 <URL>http://gunosy.com/
  • オフラインでの記事閲覧:可
  • 提携媒体数:80以上(2014月2月時点)
  • 広告掲載:有

 

各ユーザーに最適化(パーソナライズ)されたニュースが読めるメディア

Gunosy(グノシー)は、2014年9月現在、日本でトップクラスのユーザー数(500万ダウンロード)を誇るキュレーションメディアです。

2013年2月にリリースされ、当初はユーザーのソーシャルアカウントを分析し、ソーシャル上の友達が興味を持っている記事(=そのユーザーも興味を持つであろう記事)を朝刊夕刊の一日2回のみ配信するというシンプルさを強みとしていました。その後何度かの大きなアップデートを経て、現在は朝刊夕刊というシステムは残しつつ、世の中で話題のニュースや、ジャンル、メディアをチョイスできる機能も追加され、「パーソナライズされた記事を読みたい層」と「読みたい記事を自分で選びたい層」の両方のニーズに応えるアプリとなっています。

2014年3月にはKDDIから約12億円の出資を受け、それを原資にテレビCMの放映を開始。CM放映前は180万前後だったダウンロード数を一気に500万まで増やしています。

<スマートフォンアプリ>

140910_gunosy_icon グノシー 3分で雑談力をつける。〜今日のニュースや話題のニュースが無料で読める〜

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SmartNews(スマートニュース)

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【基本データ】

  • リリース:2012年12月
  • ダウンロード数:400万(2014年7月時点)
  • PC版サイト:無
  • オフラインでの記事閲覧:可
  • 提携媒体数:102以上(2014年2月時点)
  • 広告掲載:無

 

ユーザーがカテゴリやメディアを選んで読むメディア

SmartNews(スマートニュース)は、Gunosyと人気を二分するキュレーションメディアです。

Gunosyはユーザー個々人へのパーソナライズ機能が強みですが、それに対し、SmartNewsは「世の中で話題になっているニュース」を読めることが特徴です。記事のパーソナライズ機能はあえて弱くし、その代わりに多様なジャンルや媒体を選べるようになっており、ユーザーがズバリ興味を持ちそうな記事以外にも広く話題になっているニュースを読むことができます。

他のアプリに先駆けて、スマホが圏外でもニュースが読める「オフライン閲覧機能」を用意したり、アプリをタッチした際の反応速度を0.0何秒という単位で突き詰めて改善するなど、アプリとしての完成度が非常に高いのもユーザーに受けている要因の一つです。

<スマートフォンアプリ>

140910_smartnews_icon スマートニュース / 圏外でもニュースがサクサク読める!(SmartNews)

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Antenna(アンテナ)

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【基本データ】

  • リリース:2012年5月
  • ダウンロード数:350万(2014年8月時点)
  • PC版サイト:有 <URL>https://antenna.jp/
  • オフラインでの記事閲覧:不可
  • 提携媒体数:240以上(2014年5月時点)
  • 広告掲載:有

 

記事はすべてきれいな写真付き、雑誌のように眺められるメディア

Antenna(アンテナ)は、キュレーション“マガジン”と銘打ち、雑誌のようにビジュアル(画像)を多用している点が特徴のキュレーションメディアです。

記事のピックアップはアルゴリズムではなく、編集部の目で行っており、インテリアやグルメ、クルマ、ライフスタイルなどオフタイムの情報に重点を置いてコンテンツを揃えています。その結果、他のキュレーションメディアに比べて休日でもユーザーのアクティブ率が高いことが特徴です。また、2014年4月にはニュース記事とともにインテリアやアクセサリーなどの商品情報が表示されるというECサービス「Antennaショッピング」も開始しています。

テレビCMなどのマス広告も積極的に出稿しており、2014年8月現在で350万ダウンロードと、Gunosy、SmartNewsに次ぐ規模のキュレーションメディアとなっています。

<スマートフォンアプリ>

140910_antenna_icon キュレーションマガジン Antenna[アンテナ]

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NewsPicks(ニューズピックス)

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【基本データ】

  • リリース:2013年9月
  • ダウンロード数:非公開
  • PC版サイト:有 <URL>https://newspicks.com/
  • オフラインでの記事閲覧:不可
  • 提携媒体数:60以上
  • 広告掲載:無

 

著名人や友人などを“フォロー”することで、その人のコメントとともに経済記事が読めるメディア

NewsPicks(ニューズピックス)は、経済ニュースに特化したキュレーションメディアです。

最大の特徴は、Twitterのように自分の友人(ソーシャルアカウントとの連携が必要)や各業界の著名人を“フォロー”することで、その人がピックアップしてコメントした記事がタイムライン上を流れてくる、という点。各記事についてNewsPicks上でユーザーがつけたコメントも含めて閲覧できるので、一つの記事に対して複数の視点から多面的に解釈することができます。

2014年2月からは、月額1,500円で週刊東洋経済、週刊ダイヤモンドなど8つの媒体の全記事を読めるサービスも開始。他のキュレーションメディアとは記事のピックアップ方法もマネタイズ方法も異なり、独自のポジションを築いています。

<スマートフォンアプリ>

140910_newspicks_icon NewsPicks: ソーシャル経済ニュースメディア

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LINE NEWS(ラインニュース)

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【基本データ】

  • リリース:2013年7月
  • ダウンロード数:非公開
  • PC版サイト:無
  • オフラインでの記事閲覧:不可
  • 提携媒体数:非公開
  • 広告掲載:無

 

編集部の手で分かりやすく要約されたニュース記事が読めるメディア

LINE NEWS(ラインニュース)は、メッセージアプリ「LINE」やポータルサイトの「livedoor」、「Naverまとめ」などを運営するLINE株式会社のキュレーションメディアです。

livedoorニュースやNaverまとめの運営で培ったノウハウを活かし、「LINE NEWS」編集部がニュースをピックアップし要約しているのが特徴。要約されているので、おおまかな内容をすぐ理解することができるので「3分で話題がわかる」というニュースの概要を、また、「続報中」というカテゴリでは、話題になっているニュースについて過去の経緯を含めまとめて読むこともできるのも他のアプリに無いポイントです。

2014年4月からは、メッセージアプリ「LINE」と連携し、普段ニュース閲覧アプリを利用しないユーザー向けに、編集部が選んだ話題の記事がLINEのメッセージとして届く「LINE NEWS DIGEST」というサービスも提供しています。

<スマートフォンアプリ>

140910_linenews_icon LINE NEWS / LINE公式ニュースアプリ

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Kamelio(カメリオ)

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【基本データ】

  • リリース:2014年2月
  • ダウンロード数:6万(2014年8月時点)
  • PC版サイト:有 <URL>https://web.kamel.io/
  • オフラインでの記事閲覧:不可
  • 提携媒体数:非公開
  • 広告掲載:無

 

「ニッチだけど読みたい情報」が手に入るメディア

Kamelio(カメリオ)は、「一般的なニュースではないけれど、個人的に気になる」ニュースをピックアップしてくれるメディアです。

ビジネスから趣味まで約300万の豊富なテーマから自分の気になるものを最大30まで選んで登録できます。例えばマーケティング関連であれば「マーケティングリサーチ」「マーケティング・オートメーション」「コンテンツマーケティング」などのテーマが用意されており、自分の興味に合わせて細かいカスタマイズが可能。一方で、自分が登録していないテーマの中から編集部が選んだ記事が読める「特集」コーナーもあり、そこから新しいテーマを追加登録することもできます。

仕事や趣味に関連するテーマなど、狭く深く情報収集したいユーザーにオススメのアプリです。

<スマートフォンアプリ>

140910_kamelio_icon カメリオ(Kamelio)

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Vingow news(ビンゴー ニュース)

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【基本データ】

  • リリース:2012年10月
  • ダウンロード数:非公開
  • PC版サイト:有 <URL>https://vingow.com/
  • オフラインでの記事閲覧:不可
  • 提携媒体数:非公開
  • 広告掲載:無

 

読みたい記事を自動で要約してくれるメディア

Vingow news(ビンゴー ニュース)は、ニュース記事を自動で要約して配信してくれるメディアです。

LINE NEWSは人の手による要約ですが、Vingow newsは自社開発の記事解析エンジンにより記事が自動で要約されるのが特徴。記事の要約をまず読み、より詳しく読みたければ、記事タイトルをクリックすることで元記事にアクセスすることも可能です。

配信される記事は、自分が興味のある分野を約50万ある「タグ」から選ぶことで最適化。各記事へのタグの付与や、記事閲覧履歴から好みを自動で学習する機能なども全てが自動化されており、高度な技術力が強みのキュレーションメディアです。

<スマートフォンアプリ>

140910_vingow_icon Vingow news(ビンゴー ニュース)- ニュースを自動で要約&収集するあなた専用の専門紙。ビジネス、経済、就活情報まで無料のキュレーションアプリ

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Presso(プレッソ)

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【基本データ】

  • リリース:2014年3月
  • ダウンロード数:非公開
  • PC版サイト:無
  • オフラインでの記事閲覧:不可
  • 提携媒体数:非公開
  • 広告掲載:無

 

はてなブックマークユーザー待望のキュレーションメディア

Presso(プレッソ)は、ソーシャルブックマークサービス「はてなブックマーク」で有名な株式会社はてなが運営するキュレーションメディアです。

利用開始時に登録する約30の「ジャンル」に加え、はてなブックマークで使われている膨大な量の「タグ」の中から自分の好みを選んで登録することで、自分に最適化されたニュースが配信されます。また、Twitterアカウントとの連携により、最適化の精度を高めることも可能です。

はてなブックマークと連携しているため、各記事についているはてなブックマークユーザーのコメントも同時に読むことができ、各記事はワンクリックではてなブックマークへ登録できるなど、はてなブックマークのユーザーにとっては非常に便利なアプリとなっています。

<スマートフォンアプリ>

140910_presso_icon Presso: あなたに合わせて記事を届けるソーシャルニュースアプリ

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※Androidアプリは公開未定

 

まとめ

今回は、国内発のキュレーションメディアを8つピックアップしてご紹介しました。それぞれ他とは違う特長を打ち出していることが分かりますね。

今回ご紹介したもの以外にも、2014年8月にはDeNAが「ハッカドール」というアニメ・マンガ・ゲームなどのジャンルに特化したキュレーションメディアをリリースするなど、ますます盛り上がりを見せるキュレーションメディア業界ですが、今後の動きとして注目されるのは「マネタイズ」です。

GunosyとAntennaは2014年に入り広告掲載を開始、SmartNewsも2014年12月に広告掲載開始を予定しており、NewsPicksもユーザー向け有料プランでマネタイズし始めています。Gunosyは月次の売上が数億円規模になるなど着実に収益を上げつつありますが、各社とも今後はいかにユーザーのノイズにならずに(=ユーザー数を減らさずに)高い収益を上げていくかがポイントになってくるかと思います。

スマホユーザーの多くが日常的に利用するキュレーションメディア、これからも注目していきます。

それでは、また次回!

 

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