2014/01/24

5つのタイプ別事例から学ぶYouTubeマーケティング活用法

国内企業の間でも再注目されているYouTubeのマーケティング活用。動画広告としての活用、キャンペーンプラットフォームとしての活用など、さまざまな活用方法があります。

1月22日の記事では、YouTube活用のための基本をお伝えしましたが、今回は実際の事例を交えながらその具体的な活用法についてご紹介いたします。

【参考】YouTubeマーケティングを本格的に始めるまえに抑えておきたい5つの基本 http://www.tribalmedia.co.jp/blog/?p=1942

 

ECサイト誘導型:「Oisixのおせちニュース」(オイシックス)

宅配ネットスーパーのオイシックスは2012年末のおせち商戦にあわせて動画を制作し、TrueViewインストリーム広告を活用して、ECサイトでの売上UPに成功しました。(注:上記動画は2013年末のもの)

※TrueView インストリーム広告・・・ユーザーが再生するYouTube動画の冒頭に、自社の動画を流す広告
https://support.google.com/youtube/answer/1205675?hl=ja

動画のターゲットは12月後半時点で、まだおせちの購入予約をしていない主婦。刻々とせまる年末の雰囲気にあわせるように、「ニュース速報」風のアニメーションで構成されています。

動画再生前に表示されるTrueViewインストリーム広告は、最初の5秒間、ユーザーはその動画をスキップすることができません。オイシックスはこの最初の5秒間で「臨時ニュースが飛び込んでくる」という表現でユーザーの興味を喚起し、その後の商品説明につなげています。

再生中の動画内には、実際に購入ができるおせちの商品ページに、アノーテーション(URLつきのテロップ)で誘導したり、ユーザーが検索する際のキーワードなどを明記しており、商品をコンバージョンさせるための工夫が施されています。

TrueViewインストリーム広告以外にもさまざまなネット広告を出稿したそうですが、この動画広告が最もパフォーマンスがよく、結果的に目標の4倍の販売数を達成しました。(Google AdWords 日本版 公式ブログより)

【参考記事】 Google AdWords 日本版 公式ブログ
http://adwords-ja.blogspot.jp/2013/10/youtube-trueview-5-4.html

 

テレビCM連動型:「スプラッシュ自販機のすべて」(日本コカ・コーラ:スプライト)

splash_01

「スプラッシュ自販機」動画より抜粋

日本コカ・コーラは、ロングセラーブランド「スプライト」のパッケージを2013年3月にリニューアルしたことに伴い、スプライトがもつ「爽快感」をより一層訴求する「つきぬけ爽快!スプライト」というテレビCMを含む一連のキャンペーンを実施しました。

このテレビCMには、ボタンを押すとスプライトが高さ6mから勢い良く落下し、水しぶきが吹き上がる巨大なスプラッシュ自販機が登場、会社員や女子高生がずぶ濡れになる、というユニークな仕掛けが話題となりました。

これに合わせて、YouTubeではテレビCMのメイキング動画を公開し、CMの全貌を公開します。YouTubeに公開した動画は、初日で170万もの再生回数を達成。テレビCMで全国的な認知を獲得しつつ、YouTubeにメイキング動画などを投稿することによって、ソーシャルメディアでのリーチも拡大した好事例ですね。(注:2014年1月現在、動画の公開は終了しています)

 

人気クリエイター“YouTuber”コラボ型:「YouTuberふわMOVIEコンテスト」(ネスレ日本:ネスカフェ)

ネスレ日本は、「ネスカフェ エクセラ」のキャンペーンとして、人気YouTuberとのコラボ企画『YouTuberふわMOVIEコンテスト』を実施しました。

【参考】ネスレ ふわMOVIEコンテスト
http://nestle.jp/brand/fuwa/movie/index.html

YouTuber(ユーチューバー)とは、YouTubeで動画発信をしているクリエイターのことです。一般人でありながらもYouTube内で人気を集め、動画投稿による広告収入や企業とタイアップしてキャンペーンを実施するなど、「プロ」さながらの活躍をしている人も多くいます。

このキャンペーンでは、ネスレ日本からの依頼により、YouTube上でも特に人気のクリエイター6名が、キャンペーンコンセプトである「ふわラテでふわっと」をテーマに、約60秒のオリジナル動画を作成し、各自のチャンネルにアップします。それぞれのクリエイターがアップした動画が集約されたキャンペーンサイトでは、各動画への投票が可能で、その投票数で「優秀動画」を決める仕組みとなっていました。

クリエイターそれぞれの持ち味を活かした動画はすぐに話題になり、公開から1ヶ月後には6つの動画合計で90万回以上も再生されました。優秀作品に選ばれたのは、国内でもトップクラスの実力をもつYouTuber佐々木あさひさんの動画。佐々木あさひさんの持ち味である「メイクアップレッスン」をテーマに、リズムのよい映像に仕上がっており、この動画単体で再生回数は60万回を超えています。

企業とブロガーとのコラボ企画は国内のマーケティングでも定番となっていますが、今後はYouTuberとのコラボ企画が増えてくるかもしれません。

 

ユーザー参加型:「フジテレビに出たい人TV」(フジテレビ)

detaitv_01

フジテレビは、YouTubeを活用したユーザー参加型のテレビ番組「フジテレビに出たい人TV」を2013年4月から9月まで放送しました。

この番組の特徴は、番組の公式Webサイトに一般ユーザーが「自慢の一芸」の動画を投稿すれば、それがそのまま番組のYouTube公式チャンネルにアップされるという点。そして再生数やコメントなどで好評ならば、テレビ番組で放送される、という新しい取り組みを実施しました。

【参考】フジテレビに出たい人TV
http://www.fujitv.co.jp/detaitv/index.html

オーディションを勝ち抜き番組でも紹介されたラッパーの恭一郎さんの動画は60万再生回数を超えています。キレキレのラップに笑いをこらえきれません!

 

バイラル型:「The Epic Split」(ボルボ・トラック)

YouTube活用と言えば、「バイラル動画」をイメージする方も多いのではないでしょうか。オンライン動画がインターネットに登場してから、多くのブランドで活用されているマーケティング手法です。見た人の心を鷲掴みにするような驚きの映像や、涙を流してしまうほどの感動的なストーリーなど、ユーザーの「琴線に触れる」動画を公開することで、ユーザー間で瞬く間に拡散させ、商品認知やブランド好意度の向上を狙います。

自動車メーカーのボルボは、トラックのプロモーションのために合計5本のバイラル動画をYouTubeにアップし、ボルボが生産するトラックの性能の良さと、ブランドイメージの向上を図りました。

どの動画も公開から数日で数百万回再生されるなど、大きな話題を生みましたが、特に、最後に公開されたハリウッド俳優ジャン・クロード・バンダムを起用した動画は、公開から2ヶ月で6,700万回も再生される大ヒットを記録。思わず「凄い!」と思ってしまうインパクトもさることながら、ボルボのトラックの性能の良さもしっかりと伝える表現には脱帽です。

 

 * * * * * * *

 

以上、5つのタイプに分けてYouTubeのマーケティング活用法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

トライバルメディアハウスでは、YouTube公式チャンネルの開設・運用支援から最適な広告配信・ソーシャル連携まで統合的にサポートいたしますので、ご興味を持たれた方はぜひお問合せください。

youtube_marketing

それでは、また次回!

 

お役立ち資料
ダウンロード

SNSアカウント/
ブログ一覧