2013/12/25

【クチコミ分析】この冬、話題の映画「ゼロ・グラビティ」を題材にTwitter分析のトレンドをご紹介!

zero_gravity

リアルタイム性が高く、情報拡散や共有のスピードが速いTwitterは、商品やサービスに対する生活者の評価把握や、PRや広告などの各施策の効果測定などを目的に、クチコミ分析の対象メディアとして注目度が年々高まっています。

今回の記事では、この冬に注目されている映画の一つである『ゼロ・グラビティ』(全世界46カ国でナンバーワンを記録し、世界興収600億円を突破!)を分析対象のサンプルとし、Twitter分析がマーケティングに対し、どのように役立つのかを具体的にご紹介します。

調査対象媒体 Twitter
調査対象 「ゼロ・グラビティ」「ゼログラビティ」「ゼログラ」が含まれるツイート
調査期間 2013年10月1日~2013年12月19日
調査方法 クチコミ分析ツール「ブームリサーチ」を利用
※日本国内のツイートの10分の1をサンプリング抽出し、その値を実数(10倍)に計算し直した数値を採用しています

【1】 PR・広告施策の反響を把握する(ツイート件数調査)

TVやWebニュース、雑誌などのメディアに露出時、CM出稿時、キャンペーン期間中にツイート件数にどのような変化がおこったのかを調べることで、各メディア露出や施策が商品やサービスに対する生活者の興味・関心を高めることに成功したのかを把握することができます。

▼例:映画「ゼロ・グラビティ」 分析期間:2013年10月1日~12月19日
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映画「ゼロ・グラビティ」のツイート件数の推移を見ていくと、やはり、映画公開日である12月13日にツイート件数が一気に上昇し、公開最初の土曜日である12月14日に1万2000件を超えるツイート件数を記録していました。

また、映画公開前のツイート件数の推移を見ると、10月7日の、「ゼロ・グラビティが全米公開し、オープニング興行で驚異の5500万ドルを叩き出し首位デビュー。10月公開作品としては新記録」という内容のニュース、また、12月4日の監督や主演であるサンドラ・ブロックさんの来日記者会見のニュースが、Twitter上での映画の話題作りに大きく貢献していたことがわかりました。

【2】 商品・サービスへ関心を持っている生活者層を把握する(ユーザー属性調査)

商品やサービスのツイートをしたTwitterアカウントの性別や年齢を調べることで、どのような生活者層から興味・関心を寄せられているのかを把握することができます。

▼映画「ゼロ・グラビティ」 分析期間:2013年10月1日~12月19日
※ユーザー属性の特長を示すために、同じく、この冬に注目されている他の映画作品と比較した結果を掲載しています。

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男女分析の結果、「ぜロ・グラビティ」は他の映画タイトルと比べ、男性から関心を寄せられている傾向が高いことがわかりました。

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年代分析の結果、「ぜロ・グラビティ」は他の映画タイトルと比べ、幅広い年代から関心を寄せられている傾向が高いことがわかりました。

【3】 商品・サービスに対する生活者からの評価を把握する(ツイート内容調査)

商品やサービスに対してポジティブな評価が多いのか?ネガティブな評価が多いのか?など、生活者の評価を把握することができます。また、どのような形容詞で語られるのかを把握することで、より詳細な生活者が抱いているブランドイメージを把握することができます。

▼例:映画「ゼロ・グラビティ」分析期間:2013年12月13日~12月19日
※映画公開日である12月13日から12月19日までの一週間のツイートデータを分析。

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映画公開後一週間における「ゼロ・グラビティ」のツイートを内容分析した結果、「面白い」「素晴らしい」「感動した」などのポジティブな評価が含まれているツイートが、「つまらなかった」「微妙」「駄作」などのネガティブな評価が含まれているツイートと比べて、圧倒的に多く出現していました。

また、ツイートに含まれている形容詞のランキングを見ると、「面白い」「素晴らしい」など作品を賞賛する形容詞以外に、「怖い」や「美しい」などの形容詞で作品を語るツイートも多数登場していました。

●「怖い」が含まれるツイート本文 一例
・ゼログラ見てきた。ひぃぃぃ宇宙怖い怖い怖い怖い怖い!!手汗と脇汗がすごい。
・ゼログラビティ怖い。あの手の逃げ場がない状況が一番怖い…
・ゼログラビティ見ました!!その辺のホラー映画なんかよりよっぽど怖い。恐怖に打ち震えました。

●「美しい」が含まれるツイート本文 一例
・ゼロ・グラビティ観てきた。俳優の演技も、3Dの臨場感も、全てが美しいストーリーと直結するのだ!
・ゼロ・グラビティを観た。主人公の恐怖の向こうに常に美しい地球の映像があって、視覚映像としての完成度が高い。
・宇宙空間、地球、衛星や宇宙ステーションの破片…。ゼロ・グラビティ、とにかく凄絶で美しいSF映像体験だった!

【4】 話題作り・情報拡散に貢献したWebメディアを把握する(引用URL調査)

ツイートの中に含まれているURLを分析する事で、どのWebメディアの記事やコンテンツ(Youtube、Naverまとめなど)がTwitter上での話題作り・情報拡散に貢献していたのかを把握することができます。

▼例:映画「ゼロ・グラビティ」分析期間:2013年12月13日~12月19日
■Twitter上に出現することの多かったURLの一例
zero_gravity_tweet_inyo_url映画公開後一週間における「ゼロ・グラビティ」のツイート上に登場することの多いURLを見てみると、「東洋経済オンライン」や「AV Watch」などが掲載した「ゼロ・グラビティ」に関する解説やインタビュー記事以外に、「GIGAZINE」や「ロケットニュース24」が掲載した「ゼロ・グラビティ」のスピンオフムービーである「Aningaaq(アニンガ)」に関する記事も「ゼロ・グラビティ」の話題作りに貢献していたことがわかりました。また、オンラインメディアの記事以外にも、NAVERまとめの記事が、Twitter上での話題作りに大きく貢献していることがわかりました。

【5】 影響力の高いTwitterアカウントを把握する(Twitterアカウント調査)

Twitterアカウントの中でも、どのアカウントのツイートが大量のRTを生んでいたのかを調べることで、Twitter上での情報拡散や話題化に影響力を発揮していた個人のTwitterアカウントを把握することができます。

▼例:映画「ゼロ・グラビティ」分析期間:2013年12月13日~12月19日
■ツイートに対して大量のRTが生まれていたTwitterアカウントの一例
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映画監督である片岡KさんのTwitterアカウント「kataoka_k」や、映画解説者である中井圭さんのアカウント「nakaikei」などが、高い影響力を持っていたことがわかりました。また、音楽バンド「GLAY」のギターであるHISASHIさんのアカウント「HISASHI_」も、多くのRTを生み、話題化に貢献してことがわかりました。

 

・・・以上、今回は映画「ゼロ・グラビティ」を対象に、Twitter分析がどのようにマーケティングに活かせるのかを一部ご紹介させていただきました。Twitterユーザーの増加につれ、商品やサービスに対する生活者の評価把握や、PR・広告などの施策の効果測定をする際に分析対象として必須のメディアになってきています。今後も、Twitter分析におけるトレンドなど、最新のクチコミ分析法における情報をお届けしていきますので、ご期待ください。

それでは、また次回!


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国内のTwitter・ブログ・掲示板などのソーシャルメディアに日々投稿される膨大な口コミ情報を毎日3500万件以上、総数約100億件(※2014年4月末日現在)リアルタイムに収集・分析することができるソーシャルメディアの分析ASPツールです。本エントリーでも活用したクチコミ分析機能をはじめ、Twitter、ブログ、2ちゃんねる、掲示板等のクチコミ数と、テレビやネットニュースの露出数との相関をみることができるクロスメディア分析機能なども搭載しています。


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