2013/12/24

拡散されるコンテンツを考える際のポイントは、「自社ゴト」×「世の中ゴト」

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FacebookページやTwitter公式アカウントの投稿コンテンツを考える際、企業によってターゲットや運用目的の違いはあれども、「たくさんのファンやフォロワーに見て反応してもらいたい。できれば、ファンやフォロワーを超えたその先のユーザーにまで広がってほしい。」という思いがあると思います。

そこで、今回は、「多くのファンやフォロワーが反応してくれて、その先のユーザーにまで拡散される投稿コンテンツ」を考える際のポイントをご紹介します。

●ポイントは、「世の中ゴト」

企業のソーシャルメディア公式アカウントでは、自社に関する情報(=「自社ゴト」)をストレートに発信されているケースがよく見られます。「新商品が出ました!」「イベントを開催中です!」と、自社の伝えたいことだけをそのままストレートに投稿コンテンツにしても、なかなかユーザーから興味を持たれにくく、思ったより反応が得られない・・・とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

では、どうすればいいのか。ポイントは、「世の中ゴト」にあります。

「世の中ゴト」とは、書籍「ソーシャルインフルエンス」(本田哲也・池田紀行共著、アスキー新書)によると、「誰と話しても多くの人が興味関心を持っている状態」のこと。書籍では「“今”、世の中が関心を持っていること」という意味で使われていますが、本エントリーでは、「幅広い層の人々に認識、共有されている知識や概念」のことを指すことにします。

「自社ゴト」だけでなく、そこに「世の中ゴト」を絡めることによって、多くのファンやフォロワーが反応してくれ、その先のユーザーにまで拡散される可能性を高めることができます。

 

具体的に「世の中ゴト」を考える際には、投稿コンテンツを作成するという視点から、「流行ゴト」、「常識ゴト」、「時間ゴト」の3つにブレイクダウンして考えます。(下図参照)

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流行ゴト

オフライン、オンライン問わず、その時点で流行していること。流行ゴトには多くの人が注目します。

<例>
●広く流行している言葉。「今でしょ!」、「お・も・て・な・し」、「倍返し」、「じぇじぇじぇ」など。
●話題になっているニュース。国政選挙、巨大台風接近などの気象情報、五輪招致成功、プロ野球楽天イーグルスの田中投手の連勝新記録など。犯罪、事故、不祥事などは除く。

●常識ゴト

義務教育で習う知識や、誰もが子供の頃に経験すること、世代を超えて広く共有されている思い出など。こういったネタは、人の意識を刺激しやすい傾向にあります。

<例>
●小中学校での知識や経験。「台形の面積の求め方」、「視力検査」、「漢字の書き取りテスト」など
●ロングセラー商品。「うまい棒」、「ガリガリ君」、「チョロQ」、「ハッピーターン」など
●誰もが知っているテレビ番組。「笑っていいとも!」、「ドラえもん」、「サザエさん」など

●時間ゴト

時間・曜日・月・季節など、あるタイミングになると必ずやってくるもの。多くの人々がこれらを意識しながら生活しています。

<例> 月、日、曜日、時間と、時間のスパンごとに分類すると、それぞれ以下のような時間ゴトがあります。
●月・・・・・年中行事(クリスマス、正月、バレンタインデー、お盆)
●日・・・・・記念日、ゾロ目の日、語呂合わせ
●曜日・・・平日の前日としての日曜日、休日の前日としての金曜日
●時間・・・起床時間、食事の時間帯、就寝時間、ゾロ目の瞬間

以上をまとめると、自社ゴトと世の中ゴト(流行ゴト、常識ゴト、時間ゴト)を組み合わせは、以下の3パターンとなります。

jishagoto

 

では、実際に「自社ゴト」と「世の中ゴト」をどう組み合わせればいいのか。企業の実際の投稿事例をいくつか見てみましょう。

自社ゴト x 流行ゴト

【SEGA :Twitter公式アカウント】 case_ryukogoto
IOC夏季五輪誘致の最終プレゼンテーションにて滝川クリステルさんが発して流行した「お・も・て・な・し」という言葉を使い、自社のイベント出展の準備を流行ゴトと絡めて投稿しています。顔文字を使っているのもポイントですね。

●自社ゴト x 常識ゴト

【Windows :Facebookページ】 case_joshikigoto
自社のインターネットブラウザ「Internet Explorer」のロゴを、視力検査表の「輪」とすり替えた画像を投稿して、多くの反応を得ています。誰もが経験したことのある「視力検査」をモチーフに、自社の商品を面白く表現した例です。

自社ゴト x 時間ゴト

【Jeep Japan: Facebookページ】 case_jikangoto
「明日はセンター試験!Jeep®ファンの回答はこれだ!d( ̄  ̄)」という文とともに、数式の画像を投稿しています。4X4は、単なる数式ではなく「四輪駆動」という意味もあるため、Jeepの象徴である四輪駆動という機能を、時間ゴトであるセンター試験と絡めることで、ユーザーを思わずニヤリとさせるような投稿に仕立てています。

●まとめ

以上、「多くのファンやフォロワーが反応してくれて、その先のユーザーにまで拡散される投稿コンテンツ」を考える際のポイントとして、「自社ゴト」×「世の中ゴト」という視点をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

ソーシャルメディア公式アカウントの運用担当者にとって、投稿コンテンツを考えるというのは毎日・毎週のことですので、毎回ゼロベースで考えていては相当な負担となってしまいます。今回ご紹介したような視点を上手く使い、ぜひ効果的な投稿コンテンツを、効率的に生み出していっていただければと思います。

それでは、また次回!


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