2013/12/12

今だからおさらいしたい!人気画像共有SNS 「Instagram」基礎の基礎

Instagram_Icon_Large

前回のエントリーでは、近年急速にユーザー数を伸ばしている画像共有SNS「Pinterest」をご紹介しましたが、Pinterestを紹介しておいて、これを紹介しないワケにはいかない!今回は、全世界で1億人以上が使うスマーフォトンアプリであり画像共有SNSでもある「Instagram(インスタグラム)」についてご紹介します。

「Instagramアプリはスマホに入ってるけど、詳しいことはあまり知らないな・・・」という方は、必見です!

●Instagramとは

instagram_image

Instagramは、2010年10月にAppleのApp Storeに登場し、同年中に瞬く間に1,000万人の登録ユーザーを獲得、現在では全世界で1.5億人に使われている画像共有型のSNSです。

インスタグラムの特徴は、大きく2つあります。

<1> 写真や動画を撮影し、加工することができるスマートフォンアプリである
Instagramは、公式スマートフォンアプリからの利用を前提としており、アプリを使って撮影した写真や動画を加工する機能に長けています。アプリにはレトロ調にしたりモノクロにしたりと多数のエフェクトが用意されており、自分の好みに加工した上で、投稿することができます。

<2> 他のソーシャルメディアと連携できる
Instagram内だけで閉じることなく、他のソーシャルメディアと共有することも可能です。共有できる対象は、Facebook、Twitterにはじまり、Tumblr、flickr、foursquare、ミクシィまで!Instagram内には友達が少なかったとしても、「写真を撮って加工し(Facebookなどの)SNSに投稿できるツール」として、十分に使う価値のあるアプリになっています。

●Instagramの概況

instagram_data

Instagramの月間アクティブユーザーは1.5億人。Pinterestの2,000万人に比べると、7倍以上(!)の規模になります。

ユーザーの内訳を見ると、7割弱が女性となっており、Pinterestの「8割」には及ばないものの、女性が多くを占めています。年代別比率では18-29歳が43%を占めており、Pinterestの17%と比べて若年層が多いのは、スマートフォン主体のInstagramならではといえそうです。ハッシュタグの利用も浸透しており、全投稿のうち、じつに83%にハッシュタグが含まれているのが特徴です。

また、Fortune500企業のうち、25%がInstagramを使うなど、米国を中心に企業の活用も進んでいます。

●Instagramの機能

Instagramには様々な機能がありますが、ここでは主だったものをご紹介します。

  • 写真(または動画)の撮影、加工、シェア
    Instagramアプリ上で、写真や動画(15秒以内)を撮影、加工、シェアすることができます。アプリ上で撮った写真だけでなく、スマホに保存してある既存の写真・動画を選んで加工、シェアも可能です。
    function_share
  • 位置情報の表示
    撮影時に位置情報を付与することができ、どの場所で撮影したのかを地図上で閲覧することができます。
    function_map
  • 友達の活動や自分へのお知らせを見る
    フォロー中の友達の「フォロー」や「いいね!」の状況を確認したり、自分への友達リクエスト、他のソーシャルメディアでつながっている友達のIntagramへの参加状況などが確認できます。
    function_activity
  • 検索機能
    ユーザー名やハッシュタグで、写真や動画を検索することができます。
    function_search

●人気のハッシュタグについて

全投稿の83%にハッシュタグが含まれている、というデータが示すとおり、Instagramユーザーは写真を投稿する際に、積極的に複数のハッシュタグを付ける傾向にあります。また、上で紹介したハッシュタグの検索機能を使って、他のユーザーの写真を見たり、新たな友達を探したりすることも一般的です。

全世界で使われている人気のハッシュタグベスト20は、以下のとおりです。

hashtags_ranking( 出典:http://web.stagram.com/hot

ハッシュタグは日本語でも利用可能で、「#猫(1,417,162Photos)」、「#赤ちゃん」(178,847Photo)、「#スカイツリー」(40,019Photos)などの被写体を表すものや、「#幸せ」(26,317Photo)、「#最高」(15,820Photos)などの感情を表すものなど、多様な使われ方がされています。

●ビジネス利用について

Instagramは企業のビジネス利用も推進しています。詳細は、Instagramの公式サイトにある以下コンテンツをご参照ください。

  ・ヘルプセンター:ビジネス利用(英語
   http://help.instagram.com/454502981253053
  ・ビジネス利用に関する公式ブログ(英語)
   http://business.instagram.com/blog/

ここでは、ビジネス利用で押さえておきたいポイントをご紹介します。

  • アカウント開設は個人ユーザーと同様の方法で
    Instagramには、Pinterestのようなビジネス専用アカウントは特に用意されておらず、企業がビジネス目的で利用する際は、個人ユーザーと同様にスマーフォトンアプリからブランド名でアカウントを開設します。
  • APIの利用も可能
    InstagramはAPI(Application Programming Interface)を公開しています。APIを利用することによって、外部サイト、例えば自社サイトやキャンペーンサイト上に、自社Instagramアカウントの投稿写真を掲載したり、特定のハッシュタグ(「#ブランド名」など)の付いた写真を一覧表示させたりすることも可能です。API利用について(英語) – http://help.instagram.com/554924547867832/
  • 今秋から米国でスポンサー広告を開始
    2013年11月より、米国にて広告配信が始まりました。自分のフィード上に、以下のような「Sponsored」と書かれた広告目的の写真や動画が流れる仕組みです。
    instagram_adInstagramの公式サイトでは、InstagramやFacebook(Instagramの親会社)上のユーザーの行動(フォローしているアカウントや、興味を示した写真や動画)を分析し、そのユーザーが興味を持つと思われる企業の広告を表示する、と説明されています。※スポンサー広告に関するページ – http://instagram.com/about-ads#開始されたばかりの広告サービスですが、Instagramは「広告が表示された際、5%以上が『いいね』をクリックする傾向が見られる。」と発表しており、ローンチ直後の目新しさでクリックする人が多いであろうことを差し引いても、まずまずの成果が上がっているようです。

●企業の活用事例

InstagramもPinterestと同様、多くが米国のユーザーであるため(全体の6割)、企業活用も米国が進んでおり、企業のみならずマスコミや行政も活用しています。
一方、日本でInstagramを活用している企業はまだ多くはなく、これからといった印象です。

  • Coca-cola – http://instagram.com/cocacolacase_coca-colaコカコーラにちなんだ、ハイセンスな写真や動画を投稿している。1投稿ごとに手間をかけて作りこんでおり、フォロワーから毎回多数の「いいね!」やコメントが付いている。
  • CNN – http://instagram.com/cnnireportcase_cnnCNNは、ニュースを投稿するアカウントとは別に、ユーザーがニュースを投稿できる「CNN iReport」というアカウントを開設。指定のメールアドレスに写真付きメールを送るか、もしくはInstagram上でハッシュタグ「#cnnireport」を付けて投稿すれば、ピックアップされこのアカウントから投稿される。
  • アメリカ国務省http://instagram.com/statedeptcase_statedeptオバマ大統領やケリー国務長官の活動を中心に投稿。一眼レフカメラではなく、スマートフォンのInstagramアプリを使い、国務省のスタッフでなければ撮れないような政治家達の日常を、ライブ感のある写真とともに投稿している。

●まとめ

今回はInstagramの概要と特徴的な機能についてご紹介しました。

Instagramは、2012年にFacebook社に買収され、2013年6月には動画撮影機能を追加して先行サービスのVine(Twitter社のスマートフォン用動画アプリ)と激しい火花を散らすなど、ソーシャルメディア業界の中で常に話題となっているSNSです。

12月12日にはプレスイベントを開催予定で、プライベートメッセージングサービスの発表を準備していると言われており、今後もInstagramから目が離せません。

また、本エントリーで紹介したように、先月より広告の取り扱いも開始し、企業の広報・マーケティング担当者の方にとってもマーケティングツールの一つとして押さえておきたいInstagram。今後も最新動向をご紹介していきたいと思います。

前回のPinterestと同様、SNSを理解するのは、実際に自分で使ってみるのが一番の近道。この記事を読んで、少しでもマーケティグ活用に興味を持たれた方は、ご自身のスマートフォンにアプリをダウンロードし、ユーザーや企業がどのように活用しているのかを肌で感じてみてください。

※Instagramアプリのダウンロードはこちらから : http://instagram.com/

それでは、また次回!

追記(2013/12/13 12:00) :
12月12日のプレスインベントで発表されたのは、「Instagram Direct」という、公開範囲を個別に設定できるメッセージング風の新機能でした(参考記事)。米国で人気が高まっているSnapchatなどのメッセージングアプリへ対抗したものと見られます。Pinterest、Instagramだけでなく、Snapchatなどの新興サービスも絡み、互いの領域を侵食しつつ激しい動きを見せています。今後も注目ですね!


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